労働問題
物流2024年問題について(労働基準法の改正と改正がもたらす影響)
昨今、働き方改革により、時間外労働の上限が見直されています。トラックドライバーの時間外労働についても例外ではなく、5年の猶予期間を経て、2024年から上限時間が規制されることになります。
固定残業代について考える(有効性に関する裁判例と導入する場合の就業規則例)
近年、固定残業代(みなし残業代)を導入する企業が増えています。特に、基本給の中に固定残業代を含むと、基本給の額面が上がり、求人の見栄えが良くなる面があります。しかし、固定残業代の制度が無効になった場合には、別途割増賃金の支払義務が生じ、あまりに過大な負担となってしまいます。そこで、固定残業代の制度を導入する場合の注意点などを紹介します。
労災について【PART2】(労災申請から不服申し立てまで)
労災申請について、労災保険の消滅時効や、労災保険の不支給決定があった場合の不服申し立てについて紹介します。それぞれに厳密な期間制限があるため、特に注意しておくべきです。
労災について【PART1】(労災保険の概観と労災認定のポイント)
労災は、まさに業務中に運んでいた物が崩れてケガをした場合などだけではなく、休憩中にケガをした場合や、仕入れ等のために事業所から外にでていた際にケガをした場合にも認められる可能性があります。このコラムでは労災保険の概観と労災認定のポイントについて紹介します。
定年後の再雇用において給料を減額することは許されるのか。
高齢者化社会に伴い、定年を迎えた後も再雇用され、継続的に働く人が増えています。しかし、定年後の再雇用において、給料を定年前から減額することは許されるでしょうか。
パワハラについて考える【パワー・ハラスメント】
昨今「パワハラ」被害を訴える人が急増しています。
ですが、そもそも「パワハラ」とは何を意味するのでしょうか。暴力や叱責のみが「パワハラ」でしょうか。叱責が「パワハラ」だとして、何を言ったら、または何を言われたら「パワハラ」なのでしょうか。裁判上では何が「パワハラ」と認定されるのでしょうか。「パワハラ」と認定されたとして損賠償額の相場はいくらくらいでしょうか。そのあたりの疑問について解説します。