判例紹介
【判例紹介】介護施設の誤嚥事故で約2000万円の損害賠償(広島地方裁判所令和5年11月6日判決)
介護施設の利用者(94歳、以下「A」)が、施設でおやつとして提供されたゼリーを喉に詰まらせて窒息死した事案について、その相続人から施設に対して約2000万円もの損害賠償請求がされた事案です。 結論 本件の施設では、利用 […]
【判例紹介】仲介手数料の横取りで13億円の損害賠償請求(東京地方裁判所令和5年3月22日判決)
事案の概要 (原告A、被告B) 不動産会社であるAが、不動産転売業者Cから転売物件の紹介を受けたため、Aの従業員であったBに対し、転売物件の購入希望者を探し、「可能な限り両手仲介(※)を行うように」との指示を行った。 し […]
【判例紹介】サブリース契約における賃料減額合意の効力(岐阜地方裁判所令和2年2月28日)
所有者が賃料の将来的自動減額があるものと誤信して、自動減額よりも減額幅の小さい賃料額に減額する旨の合意を行った事案について、その誤信が動機の錯誤にあたり、減額合意が無効とされた事案です
【判例紹介】老人ホームにおける誤嚥事故の責任(名古屋地方裁判所令和5年2月28日判決)
老人ホームでは入居者の死亡事故がしばしば起こります。よく起こりうる死因の中でも、この事例は老人ホームで提供される食事の誤嚥により入居者が死亡するに至ったという事故をもとに、老人ホームの注意義務違反をめぐる事例です。
【判例紹介】保証契約における保証人の押印につき二段の推定が否定された事例(大阪高等裁判所令和4年6月30日判決)
民事訴訟法では「本人の押印があれば本人が押印したもの」とする二段の推定という原則があります。しかし、この事例ではこの原則を前提にしながら本人の押印が否定されましたので、二段の推定とともに紹介します。
【判例紹介】追突された車両の運転者による損害賠償請求が認められなかった事例(東京高等裁判所令和4年3月23日)
交通事故のうち、追突事故は相当数を占めます。停車中の車両に対する追突事故は追突した側に100%の過失が認められるのが原則です。しかし、世の中には何度も何度も追突されるような運転者もいます。この事例は、そのような追突された側の悪質性が認定され、その損害賠償請求が認められなかった事例の紹介です。
【判例紹介】自動車保険の支払いを怠っている間に起こった事故について保険金の不払いが認められた事例
自動車事故が起こった際に、加害者が車両の任意保険に加入していた場合、保険会社が被害者との間で示談代行をします。そして、被害者は加害者に対する損害賠償金の請求を保険会社に対して行うことになりますが、このときに保険会社としては被保険者から保険料の支払いがされていないことを理由に被害者への保険金の支払いを拒めるでしょうか。
投資用マンション被害に関する事業者の説明義務(東京高等裁判所令和元年9月26日判決)
昨今、資産運用がホットな話題になり、不動産投資を考える人も増えています。そのよう中、不動産投資のメリットばかりを語る投資用マンションの詐欺被害も増えています。
【判例紹介】路上で人物を撮影した動画を無断でYouTubeに投稿することは肖像権侵害になるか(東京地方裁判所令和4年10月28日判決)
昨今、YouTube上に他人を撮影した動画が投稿されることは少なくなく、その際、多くの場合には撮影した本人の許可を得て投稿するか、モザイク処理などをして投稿しているかと思います。仮に他人の顔などが映った動画を本人に無断で投稿した場合には肖像権の侵害として法的な問題になるのでしょうか。
【判例紹介】受刑者の作業報奨金を差し押さえることができるか(最高裁判所令和4年8月16日決定)
何らかの罪を犯し、刑務所に服役することになった場合には、服役中に刑務作業を行うそ対価として作業報奨金が支払われます。では、ある罪の被害者などが加害者などに対して損害賠償を求めるとして、加害者が懲役刑を宣告されたあとに刑務所での受け取ることになる作業報奨金を差し押さえることはできるでしょうか。