消費者被害

判例紹介
「初回特別価格」の落とし穴?──定期購入と有利誤認をめぐる裁判例から考える(京都地方裁判所令和5年8月30日判決)

近年、化粧品や健康食品の通販サイトでよく見かける「初回限定1,980円」「今だけ特別価格!」という文言。お得に見えるこのような広告の裏に、「定期購入の縛り」があることをご存じでしょうか。こうした表示について「誤認を招くの […]

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消費者被害
弁護士が解説!特定継続的役務提供とは?解約のポイントもわかりやすく解説

「特定継続的役務提供」という言葉はあまり聞きなれないかもしれません。これは、特定商取引法で定められたもので、長期間にわたり継続してサービスを受け、その対価として高額な支払いを約束する契約のことを指します。 具体例 などが […]

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判例紹介
【判例紹介】USJの「キャンセル不可・転売禁止」条項は不当か?──消費者契約法とチケット販売をめぐる最新判決(令和6年12月19日大阪高等裁判所判決)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、USJ)を運営する合同会社ユー・エス・ジェイが自社のチケット販売規約に設けている「キャンセル不可条項」と「転売禁止条項」が、消費者契約法に違反するかどうかが争われた裁判で、2024 […]

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消費者被害
【振り込め詐欺救済法】口座凍結から被害回復までの流れと注意点を解説

近年、インターネットやSNSの普及により、振り込み詐欺の被害が増えています。被害に遭い、振り込んでしまったお金を取り戻したいという相談も多く寄せられています。 しかし、犯人は振込先の口座からすぐに資金を移動させてしまうた […]

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消費者被害
グーグル口コミの自作自演は罪になる?【ネット上のやらせ口コミについて】

「Googleマップ」の口コミの中にはあまりに褒めすぎていて評価が高すぎると感じるものはないでしょうか。「Googleマップ」は多くの口コミと高い評価がされている店舗が上位に表示されます。そこで、グーグルから高い評価を得ようと自作自演で高い口コミを行った場合のリスクについて紹介します。

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消費者被害
【令和5年改正】消費者契約法のポイント― 勧誘方法・解約料・免責条項などのルールが変わりました ―

令和5年6月1日より消費者契約法が改正され、契約取消権の追加・解約料の説明義務・免責範囲が不明確な条項の無効・事業者の努力義務拡充に関する各規定が追加されました。

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