2年間分の残業代が支払われていなかった。未払い残業代と付加金を回収
ご相談の概要
IT系中小企業に勤める30代男性からのご相談です。毎月80〜100時間程度の残業をしていましたが、会社は「固定残業代制度がある」との一点張りで、2年以上にわたって時間外手当が支払われていませんでした。タイムカードの記録は残っていたため、弁護士に相談することを決意されました。
弁護士の対応
タイムカードの記録・PCのログイン履歴・業務メールのタイムスタンプをもとに、実際の残業時間を月別に算定しました。会社が定めていた「固定残業代」の金額が法定の残業代を大きく下回っていることを明確にし、差額を含む未払い残業代の請求書を送付しました。会社側は早期解決を望み、労働審判の期日において和解が成立しました。
解決結果
- 2年分の未払い残業代を回収
- 裁判所が認める「付加金」(同額相当のペナルティ)も加算
- 申立てから解決まで約3か月
この事例のポイント
固定残業代(みなし残業)は、金額・時間数が明示されていても、実際の残業時間がそれを超えた分は別途請求できます。また未払い残業代には「付加金」(ペナルティ相当額)の請求も可能です。タイムカードや業務記録は重要な証拠になりますので、在職中から保存しておくことをお勧めします。
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