労働問題
休職期間満了による退職扱いは無効とされた裁判例
――B WORLD PATENT&TRADEMARK事件(大阪地裁 令和7年9月18日判決)解説 休職制度を設けている企業の中には、「休職期間が満了したら、その時点で退職扱いになる」と考えているところも少なくあり […]
勤務態度不良による雇止めは有効か?
企業に勤める中で「契約社員の雇止め」はよく議論になるテーマです。特に、勤務態度や業務上のミスを理由とする雇止めが、労働契約法上有効かどうかは、従業員にとっても会社にとっても重要な問題です。 今回は、クープ事件(東京地裁令 […]
試用期間中でも自由に解雇できるわけではない|解雇無効と判断された裁判例
――b事務所事件(東京地裁 令和7年6月13日判決)解説 「試用期間中だから、合わなければ解雇できる」企業側がそのように考えてしまいがちですが、裁判所の判断は必ずしもそうではありません。 今回紹介する b事務所事件(東京 […]
キャバクラの「キャスト」は労働者か?|「労働者」にあたるとの裁判例紹介
――in good faith事件・東京地裁令和7年6月25日判決解説 ナイトワークの現場では、「業務委託」「個人事業主」といった形式で契約が結ばれることが少なくありません。しかし、契約書の名称にかかわらず、実態が「労働 […]
会社名義クレジットカードの「私的利用」はどこから違法になるのか
――条川工業事件(東京地裁 令和7年7月15日判決) 会社名義のクレジットカードを従業員に持たせている企業は少なくありません。一方で、「私的利用は禁止しているつもりだったのに、裁判では否定された」というケースもあります。 […]
市バス運転手の運賃着服と退職手当「全額不支給」は許されるのか(最高裁令和7年4月17日判決)
「たった1000円の着服で、退職金がすべてなくなるのは厳しすぎるのではないか」本件は、そんな疑問を投げかける最高裁判決です。 事案の概要 本件は、京都市が経営する市バスの運転手として約29年間勤務していた職員が、 を理由 […]
退職届を出していないのに退職扱いされたら?解雇無効と損害賠償が認められた判例
――CTW事件(東京地裁 令和7年6月30日判決)解説 労働者が「辞める」と言っていないにもかかわらず、会社から一方的に「もう退職した扱いです」とされる――。 このような対応は、実務上しばしば見られますが、法的には極めて […]
従業員のミスで会社が損害…損害賠償請求や給与天引きはできる?
従業員が業務中にミスをして会社に損害が発生した場合、経営者として「損害を本人に負担させられないか」と考えることがあるかもしれません。しかし、法律上は従業員に対して無制限に損害賠償請求できるわけではなく、また給与から天引き […]
保険営業マンの賃金から経費控除はどこまで許される?――大阪高裁が示した“合意の限界”
生命保険会社の営業職員にとって、スマートフォン代や資料のコピー代など、日々の営業活動にはさまざまな費用がかかります。では、これらの費用を会社と労働者のどちらが負担するのか――そして賃金から控除することは認められるのか。こ […]
経歴詐称は懲戒解雇の理由になる?企業が注意すべきポイントを解説
採用した従業員に学歴・職歴・資格などの経歴詐称が判明した場合、「信頼できない人物を職場に残すべきではない」と考える企業は少なくありません。もっとも、懲戒解雇は労働者にとって極めて重い処分であり、安易に行えば「不当解雇」と […]










