労働問題
「みなし労働時間制=残業代ゼロ」ではありません──未払い残業代を取り戻すには?
「うちはみなし労働だから残業代は出ません」このように会社から説明された経験がある方もいるかもしれません。 しかし、「みなし労働時間制」が導入されているからといって、無制限に働かされ、残業代が一切出ないというのは誤解です。 […]
「休憩時間が取れない…」それって違法?残業代を請求できるケースとは
「お昼休憩のはずなのに、電話対応で休めない」「業務が立て込んでいて休憩どころではない」──そんな働き方を続けていませんか? 労働基準法では、一定の労働時間を超えた場合には、会社が従業員に対して休憩時間を与えることを義務づ […]
「早出なのに残業代が出ない」は違法?――早出残業のルールと請求の方法
「始業時間より早く出社して働いているのに、残業代が支払われない」。そんな「早出残業」の問題でお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。 本来、早出勤務も条件次第では「労働時間」として認められ、残業代の支払い対象になる […]
【判例紹介】デイサービスの施錠ミスで5000万円の損害賠償!?(山口地方裁判所令和5年12月20日判決)
施設での事故が原因で命を落とした場合、遺族は施設運営者に対して損害賠償を求めることができます。しかし、その請求が認められるかどうかは、施設の過失の有無や死亡による逸失利益の算定など、複数の要因に依存します。今回は、重度知 […]
有期雇用社員が無期雇用に!「無期転換ルール」について詳しく解説!
「無期転換ルール」により有期雇用社員は無期雇用になります。このルールにより有期雇用から無期雇用に転換する場面では「雇止め」をめぐり大きなトラブルに発展しがちです。このコラムでは「無期転換ルール」の基本的な部分を解説します […]
【従業員側】会社から解雇されたらどうする?不当解雇はすぐに弁護士へ!
一般に「不当解雇」と判断される正当な理由のない解雇がされる場合があります。そもそも会社が解雇を選択する場合のハードルは極めて高いですが、それはさておき、このコラムでは、不当解雇と判断される可能性のあるケースや弁護士に相談 […]
【会社側】従業員を解雇するとどうなる?解雇するリスクと弁護士の役割をご紹介
「実質従業員を解雇することはできない」と聞くことがあると思います。このコラムでは、実際に従業員を解雇するにはどのようなリスクがあるのか、従業員を解雇する場合の弁護士の役割について解説します。 1. 解雇前に弁護士へ相談す […]
振替休日とは?制度のポイントと企業が注意すべき点
最近では、働き方の柔軟性が求められる中で、「振替休日」の制度を導入・活用する企業が増えています。振替休日は、企業の労務管理やコストコントロールに有効ですが、適切な運用を怠ると法令違反となるおそれもあります。 本記事では、 […]
物流2024年問題について(労働基準法の改正と改正がもたらす影響)
昨今、働き方改革により、時間外労働の上限が見直されています。トラックドライバーの時間外労働についても例外ではなく、5年の猶予期間を経て、2024年から上限時間が規制されることになります。
固定残業代制度の導入における注意点と実務対応
近年、固定残業代(みなし残業代)を導入する企業が増えています。特に、基本給の中に固定残業代を含むと、基本給の額面が上がり、求人の見栄えが良くなる面があります。しかし、固定残業代の制度が無効になった場合には、別途割増賃金の支払義務が生じ、あまりに過大な負担となってしまいます。そこで、固定残業代の制度を導入する場合の注意点などを紹介します。