労働者
【判例紹介】解雇無効の判決後も賃金は発生するか|「戻ってこい」だけでは足りないとされた高裁決定
懲戒解雇が無効だという判決が確定した。会社は職員に「では出勤してください」と伝えた。しかし職員は戻ってこない。この間の賃金を、会社は払わなければならないのでしょうか。札幌高裁は2026年5月7日、会社が労務提供を命じただ […]
【判例紹介】裁量労働制の労使協定が無効に|過半数代表者の選び方で残業代リスクが現実化した高裁判決
専門業務型裁量労働制を導入するには、労使協定を結ぶ必要があります。その相手方が「労働者の過半数を代表する者」です。多くの企業では、この過半数代表者の選び方を細かく詰めないまま運用しているのではないでしょうか。高松高裁は2 […]
協調性の欠如・能力不足による解雇が有効とされた事例──Queen Bee Capital事件(東京地裁令和7年11月11日)
「能力不足・協調性の欠如」を理由とする解雇は、日本の労働法上では有効性のハードルが高く、無効とされるケースも多いです。しかし今回紹介する東京地裁令和7年11月11日判決(Queen Bee Capital事件)では、会社 […]
「雇用契約書」でも実態は委任契約──契約書の名称より労務の実態が優先された事例(東京地裁令和7年2月20日)
「雇用契約書」に署名したから雇用契約——とは限りません。東京地裁令和7年2月20日判決は、「雇用契約書」という表題の契約書が存在し「正社員」という文言が使われていても、実際の業務内容・労務提供の実態から準委任契約であると […]
パワハラ+長時間労働で警察官が自殺──宮崎県の安全配慮義務違反が認定された事例(宮崎地裁令和8年1月30日)
パワーハラスメントと長時間労働が重なった場合、上司個人だけでなく組織(使用者)もその結果に対して法的責任を負うことを改めて示した裁判例です。宮崎地裁令和8年1月30日判決は、警察官の自殺について、宮崎県の安全配慮義務違反 […]
副業・兼業の禁止は違法になる?企業の許可制と従業員が取れる対応を弁護士が解説
「就業規則で副業が禁止されているが、これは法的に有効なのか」「副業が会社にバレて懲戒処分を受けた」——こうした相談が増えています。政府が副業・兼業を推進する方針を打ち出す中、企業の副業禁止規定はどこまで有効なのか、従業員 […]
懲戒解雇された場合の履歴書の書き方と転職への影響|弁護士が解説
懲戒解雇を受けたあと、多くの方が最初に不安に思うのが「履歴書に懲戒解雇と書かなければいけないのか」「転職先に知られてしまうのか」という点です。結論から言えば、履歴書に「懲戒解雇」と明記する法的義務は原則としてありません。 […]
パワハラで退職した場合に慰謝料・損害賠償を請求できる?弁護士が証拠と手順を解説
パワハラを受けて退職を余儀なくされた場合、加害者・会社双方に慰謝料・損害賠償を請求できます。証拠の集め方・慰謝料相場・請求手順を弁護士が解説。
規律違反があればすぐ解雇できる?― 風俗店従業員の解雇を無効とした裁判例(大阪地裁令和7年10月22日判決)
従業員が職場の規律に違反した場合、会社はどこまで解雇できるのでしょうか。この点について判断したのが、今回紹介する大阪地裁の裁判例です。 事案の概要 本件は、風俗店を経営する会社で働いていた従業員が、規律違反などを理由に解 […]
懲戒解雇の理由があっても、手続きの違反で無効になる?
― 手続違反を理由に懲戒解雇を無効とした裁判例(大阪地裁令和7年10月17日判決) 会社が従業員を懲戒解雇する場合、問題行為があればそれだけで解雇は有効になるのでしょうか。この点について重要な判断を示したのが、今回紹介す […]










